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乳がん検診の結果に「カテゴリー3」と書かれていて、不安になった方もいらっしゃると思います。
「カテゴリー3とは何ですか?」
「乳がんの可能性が高いということですか?」
「すぐに大きな病院へ行った方がいいですか?」
乳腺外科の外来では、このようなご相談をよくお受けします。
まず知っていただきたいのは、カテゴリー3=乳がん確定ではないということです。
カテゴリー3は、簡単に言うと「良性の可能性も高いが、念のため精密検査で確認した方がよい所見」です。過度に怖がる必要はありませんが、そのまま放置せず、乳腺外科で詳しく確認することが大切です。
カテゴリーとは?
乳がん検診では、マンモグラフィや乳房超音波検査の所見に応じて、結果がカテゴリー分類されることがあります。
一般的には、カテゴリー1・2は精密検査不要、カテゴリー3以上は精密検査が必要とされます。
カテゴリー3は、「良性と思われるが、乳がんの可能性を完全には否定できない」状態です。
つまり、結果として良性であることも多い一方で、画像だけで判断しきれないため、追加の検査が必要になります。
カテゴリー3でよくある所見
マンモグラフィでカテゴリー3となる理由には、いくつかのパターンがあります。
しこりのような影
乳房の中に腫瘤のような影が見える場合です。
乳がんだけでなく、線維腺腫、のう胞、乳腺症などの良性疾患でも見られることがあります。
石灰化
マンモグラフィで白い点のように見える所見です。
石灰化の多くは良性ですが、形や並び方によっては詳しい評価が必要になります。
左右差や非対称陰影
片側だけ乳腺が濃く見える場合や、左右で見え方に差がある場合です。
乳腺の重なりでそのように見えることもありますが、追加撮影や超音波検査で確認が必要になることがあります。
構築の乱れ
乳腺の構造が一部引きつれて見えるような所見です。
良性変化のこともありますが、乳がんでみられることもあるため、慎重な評価が必要です。
カテゴリー3と言われたら何をすればいい?

カテゴリー3と言われた場合は、乳腺外科を受診し、精密検査を受けることをおすすめします。
検診結果を持参いただくと、どのような所見で精密検査が必要になったのかを確認しやすくなります。
可能であれば、検診時の画像データや紹介状もお持ちください。ただし、手元にない場合でも受診は可能です。
精密検査では何をするの?

精密検査の内容は、検診で指摘された所見によって異なります。
マンモグラフィの再評価
検診で撮影された画像や、必要に応じて追加撮影を確認します。
特に石灰化や構築の乱れは、マンモグラフィでの詳しい評価が重要です。
乳房超音波検査
しこりの有無や内部の性状を確認します。
マンモグラフィでは分かりにくい病変が、超音波検査で詳しく見えることがあります。
組織生検
画像だけでは良性か悪性か判断が難しい場合には、局所麻酔をして組織を一部採取し、病理検査を行います。
組織生検が必要かどうかは、診察や画像所見を総合して判断します。
カテゴリー3だから必ず生検が必要というわけではありません。
どれくらい急いで受診すればいい?

カテゴリー3と言われた場合、数日を争うような緊急性は高くないことが多いです。
ただし、数か月以上放置することはおすすめできません。
できれば1か月以内を目安に、乳腺外科を受診するとよいでしょう。
「乳がんだったらどうしよう」と不安なまま過ごすよりも、早めに確認した方が安心につながります。
カテゴリー3は怖がりすぎず、でも放置しない
カテゴリー3は、乳がんが確定したという結果ではありません。
実際には、精密検査の結果、良性と判断される方も多くいらっしゃいます。
一方で、まれに乳がんが見つかることもあるため、「たぶん大丈夫」と自己判断して放置することは避けましょう。
大切なのは、必要以上に怖がることではなく、適切な乳腺外科で正確に確認することです。
お茶の水乳腺クリニックへご相談ください

お茶の水乳腺クリニックでは、マンモグラフィでカテゴリー3と判定された方の精密検査に対応しております。
マンモグラフィ、乳房超音波検査に加え、必要に応じて針生検まで行うことができます。
また、大学病院や専門病院との連携体制を整えており、治療が必要と判断された場合には、速やかに適切な医療機関へご紹介いたします。
検診結果を受け取って不安な方、カテゴリー3と言われてどこを受診すればよいか迷っている方は、お気軽にご相談ください。
早めに確認することが、安心に、そしてあなたとあなたの大切な人の人生を救うことにきっとつながります。


